Debian stretch に VirtualBox を入れて Windows7 を動かしてみた

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メインマシンには Debian が入っています。

使い勝手がよくて、大好きなんです。

だいたいのことはできますが、ただ、どうしても Windows じゃないと出来ない作業があります。

僕は、イラストレーターとフォトショップを使う場合に Windows が必要になります。

今回は、クリーンインストールした Debian stretchVirtualBox を入れて、Windows7 を入れてみたいと思います。

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Virtualbox のインストール

apt インストール失敗

いつも通り apt からインストールしようとしました。

今までも普通に出来ていましたからね。

~$ sudo apt-get update
~$ sudo apt-get install virtualbox
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています                
状態情報を読み取っています... 完了
パッケージ virtualbox は使用できませんが、別のパッケージから参照されます。
これは、パッケージが欠落しているか、廃止されたか、または別のソース
からのみ利用可能であることを意味します。
E: パッケージ 'virtualbox' にはインストール候補がありません

???どういうこと???

調べてみると、どうも今はパッケージが別で提供されているようです。

VirtualBox のリポジトリの追加

VirtualBox のリポジトリが別に用意されているので、sources.list に追加しましょう。

~$ sudo vi /etc/apt/sources.list

一番下に VirtualBox のリポジトリを追加します。

[/etc/apt/sources.list]

# VirtualBox
deb http://download.virtualbox.org/virtualbox/debian stretch contrib

VirtualBox リポジトリの公開鍵を入手する

公開鍵を入手することでインストールが可能になります。

suroot になって作業します。

~$ su
パスワード:
/home/namotch# wget -q -O- https://www.virtualbox.org/download/oracle_vbox_2016.asc | apt-key add
OK
/home/namotch# exit
~$

実は sudo で実行したらエラーになってしまったんです。

ですので、この部分は root になって作業しました。

インストールするバージョンの確認

インストールできる VirtualBox のバージョンを確認してみます。

~$ sudo apt-get update
~$ sudo apt-cache search virtualbox | grep ^virtualbox
virtualbox-5.0 - Oracle VM VirtualBox
virtualbox-5.1 - Oracle VM VirtualBox
~$

2つでてきました。

今回は 5.1 をインストールします。

VirtualBox のインストール

やっとここでインストールできます。

通常通り apt-get でインストールです。

~$ sudo apt-get install virtualbox-5.1
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています                
状態情報を読み取っています... 完了
以下の追加パッケージがインストールされます:
  libqt5opengl5 libqt5printsupport5 libsdl-ttf2.0-0 linux-headers-amd64
推奨パッケージ:
  linux-image
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  libqt5opengl5 libqt5printsupport5 libsdl-ttf2.0-0 linux-headers-amd64
  virtualbox-5.1
アップグレード: 0 個、新規インストール: 5 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
66.8 MB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 165 MB のディスク容量が消費されます。
続行しますか? [Y/n] 

これでインストールは完了です。

VirtualBox の起動

早速起動してみましょう。

メニューに追加されていると思います。

起動画面です。

 

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Windows7 のインストール

データ保存先の変更(僕の場合)

基本はそのままの場所で問題ないです。

僕は保存フォルダを変更しましたので、その変更方法を記載しておきます。

「ファイル(F)」→「環境設定(P)…」を選びます。

「一般」の「デフォルトの仮想マシンフォルダー」のアドレスに自分の好きな場所を指定します。

僕は、ホームの「.virtualbox」にしました。

Windows7 用の仮想ディスクの作成

Windows7 を入れる仮想ディスクを作成します。

左上の「新規(N)」をクリックします。

すると下記の画面が出てきますので、「名前」を入れてください。

僕は一緒に「メモリーサイズ」も変更しました。

次の画面は、ディスク領域です。

イラストレーターなどを入れたいため、余裕をもって 50GB にしました。

「作成」ボタンをクリックすれば、完了です。

仮想ディスクが作成されました。

windows7 イメージのマウント

windows7 のイメージをマウントします。

「設定」をクリックします。

「ストレージ」をクリックして、「空」になっているCDアイコンをクリックします。

その後、右側の赤枠のアイコンをクリックします。

windows7iso を指定すれば完了です。

Windows7 のインストール

「起動」ボタンをクリックします。

すると、Windows7 のインストール画面が出てきますので、そのままインストールしてください。

何事もなければ、これで完了です。

さいごに

Windows7 のインストールは説明していません。

ライセンスなどをきちんと用意しておいてください。

この後は、これから必要になるイラストレーターなどをいれていきたいと思います。

 

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