WWDC18の基調講演が終了しました。
新しいハードは発表されず、次期OSの発表一色でしたね。
簡単にどうなったのかまとめました。
全てのアップル次期OSが発表
今回発表のOSは、
- iOS12
- macOS 10.14 Mojave(モハベ)
- watchOS 5
- tvOS 12
と全てのOSの新機能の発表でした。
順番に見ていきます。
iOS 12
コンセプトは「More power to you」
より速く、よりすばやい反応に
iPhone や iPad に使われている iOS がパフォーマンスを大幅に改善しました。
日常的なタスクがより速く、よりすばやく反応するようです。
- カメラ起動:最大70%速く立ち上がる
- キーボード表示:最大50%速く表示する
- 高負荷の作業時のアプリ起動:最大2倍速く立ち上がる
Group FaceTime
新機能のGroup FaceTimeで最大32人まで同時にビデオやオーディオチャットができます。
誰が話しているかタイルの大きさで視覚的にわかります。
会話が続いていれば後からいつでも参加することが可能です。
AR Kit 2
AR Kit 2は複数の人が同時に拡張現実(AR)を体験できます。
メッセージ、Safari、メール、ファイルなどで体験できるようです。
Screen Time
スクリーンタイムは家族の使用時間を管理することができる機能です。
iPhoneのアクティビティレポートがiCloudで共有され、例えば子供の使用時間を確認したり、使用時間を制限するようにできるようです。
Siri Shortcuts
よりSiriを使いやすくするためにアプリケーションと繋がるためにショートカットが出来ます。
いろいろなアプリとSiriが連携することで、たとえばカレンダーの予定を表示してくれたりそれにあった情報を教えてくれます。
カスタマイズ可能なアニ文字(iPhone Xのみ)
メッセージやFaceTimeに使えるアニ文字やミー文字を作成することができるようになります。
さらに、ウィンクや舌検知機能も搭載され、これまで以上にさまざまな表情を捉えるようになります。
カメラエフェクトも豊富になるようです。
macOS 10.14 Mojave(モハベ)
コンセプトは「シンプルにパワフル」
ダークモード
黒基調のテーマが新しく追加されます。
もちろんライトモードとダークモードの切り替えも可能です。
内蔵アプリはダークモードに対応しています。
開発者向けにダークモードのAPIを提供し、サードパーティー製アプリケーションでも利用可能になるそうです。
スタック機能
デスクトップを自動整理します。
画像や書類、PDFなどを簡単にまとめることができます。
ギャラリー表示の変更
視覚的に素早く見つけることができる表示スタイルに変更されます。
ダイナミックデスクトップ
Macが時間帯などで選んだデスクトップピクチャを自動で表示してくれます。
Quick Actions
簡単にFinderから画像の加工や複数の画像をPDFに書き出すことができます。
Quick Look
アプリケーションを起動せずにPDFや画像を修正することができます。
GroupFaceTime
iOSでも登場したグループチャットです。
iOSのアプリケーションがmacOSに
いくつかのiOSアプリがmacOSに移植されます。
- News
- ボイスメモ
- 株価
- ホーム
watchOS 5
コンセプトは「もっとアクティブに、さらに繋がろう」
アクティビティの共有と競争
友達と一緒にアクティビティをやり遂げる楽しさが増えます。
新しいワークアウト
ワークアウトが2つ追加されました。
- ヨガ
- ハイキング
さらに自動ワークアウト検出で、ワークアウト開始や終了時にアラートを表示します。
ランニングやウォーキング中の歩数を教えてくれたり、ペースアラートも通知してくれるようになります。
トランシーバー
Apple Watch同士で声によるメッセージを送ることができます。
Siriのアップデート
手首をあげて話しかけるだけでSiriが応えてくれます。
tvOS 12
コンセプトは「Cinematic in every sense」
ゼロサインオン
シングルサインオンからより進化したゼロサインオンで、認証プロセスがより簡略化されます。
iOS 12とtvOS 12 の連携によって、サインオンなしでコンテンツへのアクセスが可能です。
但し、まだ日本国内での利用状況は未確定だそうです。
まとめ
今回の発表を簡単にまとめました。
実際に使えるようになって使用感を感じて下さい。
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